FMV-BIBLO MG50K にLinuxmint xfce をインストール

2020年2月26日(水)

△ 修正(2・26)

 

FMV-BIBLO MG50K

2005年1月5日発売の機種です。既に15年を経過した古い機種です。主な仕様は、

CPU: Intel(R) Celeron(R)M 340(1.5GHZ)

Memory: 512MB (2GBにアップグレード済)

HDD: 80GB

OS: Windows XP

f:id:hidamari09:20200226100135j:plain

 古い機種ですが、箱を含め当時の付属品が一式揃っています。

f:id:hidamari09:20200226100308j:plain

 動作するかACアダプターを繋ぎ、スイッチを入れてみました。

 Windows XP Home edition が軽快に立ち上がりました。問題は無いようです。ただし、Internet Exprolore は、タイトルは表示しますが内容は表示できません。

 アップデートも出来ず、Wn XP は無用の長物になりさがっています。軽く軽快で、重く鈍足のWin10より、よほど好ましいのですが。

f:id:hidamari09:20200226101415j:plain

 この機種、メモリは512GBから2GBに換装。また、PCIの外付け無線ランアダプターで接続速度の向上を図っています。

f:id:hidamari09:20200226101452j:plain

 早速MacBook ProLinux Mintのホームページから Linux Mint 19.3 "Tricia" - Xfce (32-bit) .iso をダウンロード、Burn でDVD に焼きました。

 FMV-BIBLOにiso DVD をセットし、Linux Mint のインストールを試みます。

 ・・・・・?

 Linux Mint のインストールがスタートしません。

 

 作業が煩わしいですが、ブート可能なUSBを作成してインストールを試みました。

 インストーラーの読み込みに成功しました。

 最初に最上段の”Start Linux Mint"を選択・・・結果は、インストールが開始しない。

 そこで、三段目の PAE(Phyjical Address Extension) forced で進めました。

 

f:id:hidamari09:20200226103127j:plain

 Warning:・・・が出ましたが、構わず進めます。

 搭載のcelren(R) M 340はPAEに対応していたようです。

 Wndows XP はリカバリーDISCがあるので、Linux Mint オンリーでインストール、日本語言語の設定は後回しにしてUS英語モードで進めます。Time Zone は何もせずにTokyo になっていました。

 無事にインストール出来たので、まずは小手調べに、言語を日本語に設定します。昔々にLinuxGNOMEを使ったことがあるので、この辺は苦労しませんでした。Windowsライクに整えられた最新のLinuxの操作性向上には驚かされました。

f:id:hidamari09:20200226104916j:plain

 早速、本来の目的である Darktable をインストールします。

 ついでに、Gimp 2.8 とRAWTherapee 5.3 もダウンロードしておきます。

f:id:hidamari09:20200226105446j:plain

 

 順番に、画像ソフトを立ち上げてみます。

 1,Darktable ・・・・・☓ 立ち上がらず ? 立ち上がり(警告文が表示される)

 2,RAWTherapee ・・・◎ 立ち上がり

 3.Gimp ・・・・・・・◎ 立ち上がり

 

 肝心のDarktable が立ち上がりません。そこで、Darktable のページを見直してみると、 

△ Darktable は立ち上がりますが、警告文が表示されます。

f:id:hidamari09:20200226224604j:plain

darktable and Memory

We suggest that you have a least 4GB of physical RAM plus 4 to 8GB of additional swap space installed. The latter is required, so that your system can swap out temporarily unneeded data to disk in order to free physical RAM.

 

 動作させるためには、最小でも4GBのメモリーが必要なようです。たち上がらないのは、メモリー不足が原因のようです。

 最初に読んでおけば良かった。

 

 RAWTherapee、Gimp は各々問題なく立ち上がりました、

Darktable

f:id:hidamari09:20200226224916j:plain

RAWTherapee 5.3

f:id:hidamari09:20200226110957j:plain

  Gimp 2.8

f:id:hidamari09:20200226111041j:plain

 

 結局、現時点でLinux上のDarktableを確認するという目的は果たせませんでしたが、

今回は、それぞれのソフトがFMV MG50k + linux mint 19.3 xfce で立ち上げができるか否かの確認に留まっています。次は、ネガフィルムのRAWデータが編集出来るかどうかを見ていきます。

 

棚晒しになっていたFMV-BIBLO MG50K が現役復帰出来、MacBook Pro のいざというときのバックアップに使えそうだという、思わぬ成果を得ました。

 

ワオー!

Linux Mint のアップデートをしたところ、Home画面のイメージがまったく変わってしまいました。驚きです!

f:id:hidamari09:20200226113045j:plain

 

 現在、このブログはMacBook Pro 13インチで作成しています。Linux Mintスクリーンショット画像は、USB とメール添付転送でMacBook Proに取り込んでいます。

 Linux Mint 結構使えそうな感触です!